- 海外旅行で必要なものは?
- 気をつけなきゃいけない手続きは?
- いつから準備すると間に合う?
初めての海外旅行は国内旅行と違って準備するものが多いです。手続きをひとつでも忘れると大きく予定が変わってしまいます。場合によっては渡航先の国へ入国できず日本に返されてしまいます。強制帰国は全て自費です。
この記事では海外旅行の準備・手続きするもの、出国から帰国までの流れと便利なサービスを解説します。この記事を読めば、効率的に準備を進められ、忘れ物チェックとして利用でき、安心して海外旅行を楽しめます。海外旅行は6か月前から準備をはじめ、パスポートやビザ申請など必要な手続きと荷物を順番に揃えていきましょう。余裕があれば海外旅行の便利なサービスも活用するとより楽しめます。
- 海外旅行の準備はいつから始める?全体の流れを確認しよう
- パスポートの発行は2週間かかるので余裕をもって準備しよう
- 初めての海外旅行なら航空券の予約はツアーがおすすめ
- 初めての海外旅行なら宿泊先の予約はツアーがおすすめ
- 渡航先の時差に注意して休みや予約をしよう
- 渡航先の電子渡航認証またはビザを申請をしよう
- 海外旅行保険で安心して旅行を満喫しましょう
- 海外旅行でのスマホ通信環境4選
- クレジットカード・現地通貨・海外旅行用プリペイドカードの支払い方法を知ろう
- 持ち物リストを作って忘れ物を防ごう
- 電子機器は変圧器やマルチプラグが必要か確認しよう
- 「たびレジ」で旅行中の緊急事態に備えよう
- 日本に帰国の際「Visit Japan Web」の事前登録で税関申告をスムーズにできる
- 前もって準備していれば海外旅行はもっと楽しい
海外旅行の準備はいつから始める?全体の流れを確認しよう

海外旅行の準備は全体の流れを把握することから始めましょう。必要な手続きにどれくらいの時間がかかるか目安になります。
海外旅行は計画を立てるところから始まっている
海外旅行は計画をいつから進めるかが重要です。無事に日本を出発するための準備の流れを確認しましょう。
誰と、どこへ行き、何をしたいか目的を決めます。渡航先が決まれば、その場所の適切な観光時期や治安、物価の目安、口コミの確認、時差の確認も重要です。観光なら有名な観光地やお店などを調べます。仕事の出張なら駅やバス、パソコンが使えるカフェなどを調べると安心です。
航空券は早めに予約するほど安く、3〜6か月前には予約を始める人が多いです。混雑する前に予約しましょう。海外旅行はパスポートがないと航空券やビザ、電子渡航認証の申込みなどができない場合があります。パスポートの作成には1〜2週間かかるため、先に入手しましょう。
電子渡航認証やビザ、海外旅行保険、通信環境の契約などは出発の一か月前までに済ませておきましょう。
出発の直前には持ち物リストで持ち物の確認をしましょう。家から空港→出国→入国→宿泊先→帰国までの交通機関や時間配分を確認することをおすすめします。
パスポートや航空券をすぐ出せる場所に準備します。入国検査で答えられるように宿泊先情報や受け答えの復習も大事です。自宅の戸締りも忘れずに行いましょう。窓や扉の鍵、ガスの元栓、家電のコンセントを抜くなどチェックリストがあると漏れが無く安心です。
空港での手続きは国ごとに時間も内容も違う
空港での手続きを把握しましょう。全体の流れが分かれば事前に準備するものや、時間配分がしやすくなります。
日本からの出国手続きを確認しましょう。
- 搭乗手続き(チェックイン):パスポートと航空券を提示する(10分~45分)
- 保安検査(セキュリティチェック):機内持ち込み手荷物のチェックと金属探知機によるボディチェック(20分~40分)
- 税関検査(該当者のみ):外国製品の持ち出しや、現金・小切手などで100万円以上を持ち出す場合のみ。該当しない場合はそのまま通過可能(5~15分)
- 出国審査:顔認証ゲートでパスポートと顔認証をして通過(事前登録不要)
- 搭乗口ゲート:航空券に記載された搭乗開始時間までに搭乗口へ進む
日本の空港からの出国手続きは1時間~1時間半が目安です。繁忙期の混雑を見越して、出発の2~3時間前には到着しておきましょう。
渡航先の入国手続きを確認しましょう。(例:アメリカ)
- MPC(モバイルパスポートコントロール)アプリ(該当者のみ):ESTAでの渡米が二回目以降の場合、事前にアプリを利用することで入国審査の待ち時間を大幅に短縮可能
- 入国審査:パスポートを提示し滞在目的や滞在日数、宿泊先など簡単な質問に英語で答える(40分~2時間以上)
- 荷物受け取り:預けたスーツケースなどの荷物を受け取る(20分~40分)
- 税関申告書:機内での紙の申告書の配布・記入は廃止され、基本はそのまま通過。気になる人のみ呼び止められる
MPCアプリを使うとスムーズに手続きを行えます。2回目以降の渡米には必須です。
渡航先の出国手続きを確認しましょう。(例:アメリカ)
- チェックイン・荷物預け入れ:航空会社カウンターで荷物を預ける(20分~40分)
- 保安検査(TSA):審査官がパスポートをスキャンし、顔認証カメラで顔を照合します。靴を脱いだり、大型X線検査機を通るなど、日本より検査がかなり厳重(40分~3時間以上)
- 搭乗口:飛行機に乗る際、搭乗口のカメラ(顔認証)を見るだけで機内へ進むケースが増えている
アメリカは特にセキュリティが厳重です。保安検査は一人当たりの検査時間がかかる上に、世界中から人が出入りするため時間がかかります。航空会社も3~4時間前には手続きを開始するよう呼び掛けています。
海外旅行から日本に帰ってきた時の、空港での手続きを確認しましょう。
- 検疫:サーモグラフィなどを使って体調の検査
- 入国審査:顔認証ゲートにパスポートをかざして通過(5分~10分)
- 荷物受取:荷物を受け取る(15分~30分)
- 動植物検疫(該当者のみ):海外からの動植物の持ち込みがある人のみ。病原菌や輸入禁止商品か確認される
- 税関:輸入禁止品の有無や免税範囲を超えた物品の有無を紙の申告書で提出します。税関電子申告ゲート「Visit japan web」を利用するとスムーズ(5分~15分)
海外旅行の全体の流れです。ここからは必要なものや準備を順番に解説します。
パスポートの発行は2週間かかるので余裕をもって準備しよう

海外旅行が初めてでパスポートをもっていない方、または有効期限が切れた方は申請手続きが必要になります。パスポート(旅券)は全世界共通で通用する「国籍と身分を証明する身分証明書」です。申請から受け取りまで1〜2週間ほどかかります。繁忙期を考慮し余裕を持った手続きをすると安心です。パスポートの申請方法には、各地域ごとの旅券センター窓口申請と、オンライン申請の2通りあります。
窓口申請(旅券センター)
窓口申請は申請と受け取りの2回、窓口に行く必要があります。
申請に必要なもの
- 一般旅券発給申請書:窓口またはウェブサイトから事前入手可能
- 戸籍謄本:申請日前の6か月以内に作成されたもの
- 住民票の写し:住基ネット利用で省略できる都道府県もある
- 顔写真(縦4.5㎝×横3.5㎝)1枚:窓口近くで撮影サービスがあるところもある
- 本人確認書類:運転免許証・マイナンバーカードなど
- 手数料:
10年有効パスポート:9,300円
5年有効パスポート:4,800円
オンライン申請
オンライン申請なら、窓口に行くのはパスポート受け取り時の1回で済みます。
申請に必要なもの
- マイナンバーカード
- マイナポータルアプリに対応したスマートフォン
- 顔写真データ:アプリからアップロード可能
- 戸籍謄本:不要
- 手数料:
10年有効パスポート:8,900円
5年有効パスポート:4,400円
パスポートは発行時から6か月以内に受け取らないと失効します。パスポートを既にもっている場合、有効期限の確認をしましょう。有効期限が6か月以上残っていないと、入国拒否される場合もあります。事前に更新手続きが必要です。»外務省(外務省)
パスポートは空港やホテルのチェックイン時、免税店での買い物、警察からの街頭質問で原本が必要です。紛失した際には、コピーがあると旅券番号や個人情報がすぐに特定でき、再発行申請の手続きがスムーズになります。
初めての海外旅行なら航空券の予約はツアーがおすすめ

初めての海外旅行は、旅行会社のツアーが安心です。決まったプランを選ぶだけで航空券も含まれています。ツアーとは違い、ご自身で比較検討し予約できるのが個人手配です。ツアーと個人手配それぞれメリットデメリットを解説します。
航空券のツアーと個人手配それぞれの特徴を知ろう
特徴を表で比較して確認しましょう。
| 航空券の手配 | ツアー | 個人手配 |
|---|---|---|
| 手軽さ | 手続きを一括で依頼可能 | 自分で手配が必要 |
| 自由度 | 日程や宿泊先が決まっている | 好みに合わせて予定を組める |
| 費用 | セット割やセールがある | 工夫次第で安くなる |
| 初めての人へのおすすめ | 安心感があり初心者向け | 海外旅行に慣れたら便利 |
ツアーは航空券とホテルがセットになっています。緊急時のサポートも充実しています。個人手配は自分で予約することが手間です。ですがより安く、自分好みの宿泊先を選べるのがメリットです。
海外旅行の航空券を安く取るコツと注意点
- 早く予約すると安い
- チケット予約時の名前はパスポートの名前と完全一致させる
- 荷物の預け入れは有料になることもある
- 時差に気を付ける
航空券は出発の2~3か月前に予約すると最安値に近いです。LCC(格安航空会社)のセールを狙うこともできます。出発曜日は火水木が比較的安く、月曜日も安い時があります。旅行比較サイトで複数社を一括比較で見積もりをして、安いチケットを探しましょう。
チケット予約時の名前はローマ字表記で、パスポートに記載されている文字と完全に一致する必要があります。結婚して名字が変わっても、パスポートの表記の名前で予約する必要があります。
LCCは荷物の預け入れが有料です。重量やサイズに制限があり、超過すると追加料金が発生します。航空券やパスポートもコピーの控えを持っておくと安心です。紛失・破損したときにすぐ再発行できるようにしておきましょう。
時差に注意が必要です。例えばアメリカのシアトルは日本より16時間遅いです。日本時間で表示されているか必ず確認しましょう。
初めての海外旅行なら宿泊先の予約はツアーがおすすめ

海外旅行初心者は、ツアーにホテルが含まれていると安心できます。航空券の予約とメリットとデメリットはおなじです。個人で手配する場合、ホテル選びで重要なのは場所・立地です。
- 空港や駅からのアクセスがしやすい
- 治安の良いエリアを選ぶ
- ホテルの口コミで実際の評価を確認する
宿泊先への到着が深夜になってもフロントが対応してくれるのか、事前に確認しておきましょう。海外では航空機の遅延など予測不能な事態が起こります。急な予定変更に対応できるよう、ホテルのキャンセル料なども確認すると安心です。ホテルだけではなく、ゲストハウスやAirbnbなど民間の宿泊サービスも検討します。手段が増えるとより良い立地の宿泊先を見つけられます。
渡航先の時差に注意して休みや予約をしよう

海外旅行では時差を考慮してホテルや航空券などの予約をしましょう。予約日時が現地とズレるとサービスを受けられない可能性があります。例えばアメリカは日本より13時間~16時間遅いです。サマータイムや州によって時差が変わってきます。渡航先と時期によって時差が変わることに注意が必要です。
例えば日本時間8/8pm12:00に日本を出国し、シアトルまで飛行時間が10時間の場合。シアトル目線では8/7pm20:00に日本を出国し、8/8am6:00に到着することになります。
アメリカから日本へ帰る場合は逆で、出発した日の翌日に到着します。
例えばシアトル時間9/9pm12:00にアメリカを出国し、日本まで飛行時間が12時間の場合。日本目線では9/10am4:00にシアトルを出国し、9/10pm16:00に到着することになります。
時差を知らないと仕事の休みの期間や、宿泊先の予約日時が違うなどトラブルになります。必ず渡航先の地域の時差を考慮しましょう。
渡航先の電子渡航認証またはビザを申請をしよう

海外への渡航では、電子渡航認証の取得が必須となります。日本国籍者が90日以下の観光・商用で海外へ渡航するビザ免除プログラム参加国の国籍の方は、ビザは不要です。しかし、就労や留学、90日を超える滞在、過去の犯罪歴や入国拒否歴、国の方針による場合は、渡航目的に応じた非移民ビザの申請が必要です。
アメリカ旅行ならビザの代わりにESTA(電子渡航認証)を申請しよう
アメリカへの渡航はビザの代わりに「ESTA」の申請が必須となります。「ESTA」とは、米国のビザ免除プログラム(VWP)を利用した電子渡航認証です。アメリカ行きの航空機や船に搭乗する前に、電子渡航認証を受けなければなりません。2026年1月1日以降、ESTA申請時には40.27米ドルがかかります。»外務省(外部サイト)
有効期限の2年を過ぎたり、パスポートの有効期限切れ、新規取得、名前が変わったなどの理由があれば再申請が必要です。»外務省(外部サイト)申請は航空券の予約時、または遅くとも渡米(出発)の72時間前までに済ませることをオススメします。
アメリカ以外の国の電子渡航認証で、4か国を例として紹介します。それぞれの国が用意しているサイトから申し込みが必要です。
欧州(ヨーロッパ)旅行の電子渡航認証ならETIASの申請»外務省(外部サイト)
イギリス旅行の電子渡航認証ならETAの申請»在英国日本国大使館(外部サイト)
カナダ旅行の電子渡航認証ならeTAの申請»外務省(外部サイト)
韓国旅行の電子渡航認証ならK-ETAの申請»大韓民国政府(外部サイト)
ビザ(査証)が必要な国は事前に準備しよう

一部の国では電子渡航認証が認められず、ビザの取得が求められます。ビザは渡航先の国が発行する入国許可証(非移民ビザ)です。ビザを申請する方は居住国または国籍を有する国の大使館・領事館でビザ面接の予約を行います。ビザ取得には渡航先の国によって必要書類は異なります。パスポート同様、余裕をもって渡航1か月前には準備できると安心です。
海外へ渡航する際のビザは、渡航先国・目的・滞在期間等によって要否や手続きが異なります。詳しい情報は日本国内にある渡航先国の大使館・総領事館のホームページなどを参照し、最新情報を入手してください。»外務省(外部サイト)
飛行機で第三国を経由するならトランジットビザを準備しよう

渡航先へ行く途中に第三国を経由する場合、トランジットビザが必要です。トランジットビザとは、国際線の飛行機を乗り継ぐときに経由地となる国に一時的に立ち寄る、または滞在するためのビザです。空港のトランジットエリア(乗り継ぎエリア)から出ないなら不要な場合が多いですが、詳細は国によって違います。以下の場合は一時的でもビザが必要な可能性が高いです。
- 次の便までの時間が、ビザ無し滞在可能時間を超過する
- 空港の外を観光する
- 空港の外のホテルで宿泊する
- 別の空港へ移動する必要がある
- 飛行機の乗り換えのため、荷物の受取と再チェックインで入国検査が発生する
渡航ルートに経由国がある場合は、事前に乗り継ぎ時のルールを確認しておきましょう。トランジットビザを持っていないと次の飛行機への搭乗を拒否され、自国に帰る飛行機代は自己負担となります。ひどい場合は強制送還とペナルティが課せられますのでご注意ください。
海外旅行保険で安心して旅行を満喫しましょう

海外での損害は日本の保険がそのまま利用できないため、海外旅行保険が必要です。海外では緊急医療や事件・事故に巻き込まれると、高額な損害が発生する可能性があります。損害が発生した際には、海外療養費制度と高額療養費制度が利用可能です。所有しているクレジットカードの海外旅行保険を利用することもできます。それでも不足する分を民間の海外旅行保険で補償します。
- 病気や怪我の医療費
- 他人への損害賠償
- 窃盗でバッグを盗まれた損害(損失小)
万が一トラブルが発生した場合、多額の損害が自己負担にならないように、保険でしっかり備えましょう。
海外旅行でのスマホ通信環境4選

海外旅行でネット環境は重要です。翻訳やマップ、SNS、ネット検索は必須です。ですが、日本の契約のままでは海外で利用ができません。海外でインターネットに接続する方法は大きく4つです。
初めての海外旅行はキャリアの海外データローミングサービスがおすすめ
初めての海外旅行は、既存の契約キャリアの海外データローミングサービスがおすすめです。電話番号もそのまま使えて安心です。大手キャリア(au・ソフトバンク・NTTドコモ・楽天モバイル)や格安スマホでも、海外プランがあります。海外利用可能エリアでもデータのみやSMS不可など、各キャリアにより対応国や金額、内容が異なります。
ポケットWi-Fi(レンタル)
ポケットWi-Fiは1人旅行の場合に便利です。複数人の旅行でシェアする場合は不便になる可能性があります。ポケットWi-Fiが1つあれば、スマホやPCなど複数台を同時接続可能です。ただし、バッテリー切れや持ち歩きの手間などデメリットがあります。複数人での旅行では、別行動時に困る可能性があります。
海外eSIM
eSIMはSIMカードの差し替え不要で、アプリ内で購入・設定ができます。ネットショップ、国内の販売店、渡航先の販売店(家電量販店や国際空港の通信会社カウンター)で入手可能です。利用するにはiPhoneなどのeSIM対応スマホが必要です。iPhoneならeSIMは8個程度保存でき、その中から2つを選んで、自由に切り替えて使用することができます。
データのみの契約がほとんどです。現地電話番号を新規で必要な場合は内容を確認しましょう。
海外SIMカード
海外のSIMカードは、現地に着いてから手配したい人・長期滞在に便利です。ネットショップや空港の売店でも購入できます。トラブル時のサポートが現地の言語なので注意が必要です。
クレジットカード・現地通貨・海外旅行用プリペイドカードの支払い方法を知ろう

支払い方法の準備をしましょう。基本はクレジットカードと現金の組み合わせです。長期滞在では海外旅行用プリペイドカードを利用すると手数料が安く済みます。
短期の海外旅行ならクレジットカードと現金で十分
観光など短期の海外旅行ではクレジットカードと現金が便利です。クレジットカードはVISAまたはMastercardブランドを準備しましょう。世界でもっとも使用できるブランドです。DCC(自国通貨建て決済)は割高なレートになるので、現地通貨で決済するようにしましょう。クレジットカードが使えない場合も想定し、2〜3万円分は現地通貨を現金で用意します。さらに現金が必要になったら現地のATMや両替所を活用できます。海外旅行ではスリや盗難に狙われる可能性が高いです。現金は複数箇所に分散して保管し、持ち歩くときは最低限にしましょう。
長期滞在は海外旅行用プリペイドカードが便利
長期滞在なら海外旅行用プリペイドカードを使うことで、両替手数料や海外事務手数料がお得になります。海外でクレジットカードを使用する際、海外事務手数料が決済時に発生します。クレジットカードの海外事務手数料は1.6~4.5%です。10万円使ったら3,000円~5,000円ほど手数料が発生します。
クレジットカード会社が設定する為替レートは非公開です。会社によっては、市場よりも上乗せしているかもしれません。海外事務手数料と両替手数料の両方上乗せされると、手数料がより負担になります。
プリペイドカードの主な特徴です。
- 主要な国の支払いに対応
- 上乗せコストのない為替レートで決済
- 決済時の為替レートを適用(クレジットは処理日なので数日のタイムラグがある)
- カード発行手数料は年会費は無料
- バーチャルカードも無料発行可能。オンラインやアプリ、applepayで決済できる
- 物理カード有り
- いつでも現地ATMから現金を引き出せる
代表的なカードは3つです。
- Wise(ワイズ)
- Revolut(レボリュート)
- IDARE(イデア)
長期滞在にはクレジットカードの支払手数料を考慮しましょう。長期使用で金額が大きくなるほど、手数料は無視できない金額になります。
持ち物リストを作って忘れ物を防ごう

初めての海外旅行では、持ち物リストを事前に準備しましょう。忘れ物や準備不足の確認が簡単にできます。以下代表的な持ち物をリストにまとめました。参考にしてください。
スーツケース
宿泊数にあわせたスーツケースを準備しましょう
バッグ
セキュリティバッグを準備しましょう
海外では観光客を狙ったひったくりやスリに遭う可能性があります
バッグのジッパーに鍵をつけられるようなカバン。ウエストポーチタイプで貴重品を管理しやすくなるバッグを選びます
海外旅行用のバッグが販売されています。事前に準備しておきましょう
貴重品
パスポート、航空券や乗車券、ホテルのカードなど、現金、クレジットカード、海外プリペイドカード、海外旅行保険証券
電子機器
スマホ、海外物理SIM、SIM交換用のピン、タイプC充電コード、充電器、Wi-Fi、延長コンセント、PC、タブレット、イヤホン、変換プラグ、変圧器、持運びウォシュレット、ヘアアイロン、
日用品
雨用品、薬、歯ブラシ、髭剃り、シャンプー、コンタクト、絆創膏、ウェットティッシュ、トイレットペーパー、ポケットティッシュ、洗濯洗剤(マグちゃん)、爪切り、エチケット用品、汗拭きシート、
衣類
渡航先の季節や気温に合わせます。夏でも冷房の効いた飛行機内やお店では、羽織るものがあると便利です
便利グッズ
ペン、メモ帳、英会話ブック、圧縮袋、エコバッグ、ビニール袋、のどあめ、乾燥防止のクリーム、airタグなど紛失防止アイテム、
緊急連絡先リスト
保険会社、大使館、家族、勤務先、クレジットカードやパスポートの紛失対応連絡先、滞在宿泊先、レンタル品の企業、航空会社現地カスタマーサービス
季節ごとのアイテム
帽子、サングラス、日焼け止め、虫よけスプレー、水着、サンダル、防寒具、カイロ、リップクリーム
女性用・男性用・家族・子供用アイテム
状況に合わせて個別に準備しましょう
状況に合わせて必要なものを準備してリスト化しましょう。帰国時の忘れ物チェックにも役立ちます。飛行機の搭乗時に手荷物検査で指摘されないよう、利用する航空会社の注意事項を忘れずに確認しておきましょう。
電子機器は変圧器やマルチプラグが必要か確認しよう

渡航先の国に合わせて、変圧器や変換プラグが必要か確認しましょう。海外ではコンセントの形や電圧が日本とは異なります。日本のコンセントが刺さらない、刺さっても電圧に対応できず故障する可能性があります。違いを以下の表にまとめました。
| 各国コンセント事情 | 日本 | アメリカ | ヨーロッパ |
|---|---|---|---|
| 電圧 | 100V | 120V | 220~240V |
| 穴の形 | Aタイプ(縦2本) | Aタイプ(縦2本) | Cタイプ / SEタイプ / BFタイプ(丸穴など) |
近年は電子機器の内部で変圧する仕組みがあり、要らなくなっています。変圧器の要・不要を以下の表で確認してください。
| 変圧器が不要 | 理由 |
|---|---|
| スマホ | 充電器に「INPUT:100-240V 」と書かれていれば海外対応 |
| スマホのバッテリー | 充電に使用するUSBアダプタが100-240V海外対応 |
| MacBook | Apple純正アダプタはすべて100-240V海外対応 |
| AirPods | 充電ケースを繋ぐUSBアダプタが100-240V海外対応 |
| タコ足配線 | シンプルな延長コードなら海外で使用可能 |
| 髭剃り(シェーバー) | 近年の充電式は100-240Vの海外対応が主流。100V専用は変圧器が必要。 |
| ドライヤー | 消費電力が大きすぎるため、普通の変圧器を使うと発火・破裂の危険あり。ドライヤーが海外対応品またはホテル備え付けをおすすめします。 |
変圧器が必要なものは、日本国内専用(100V専用)の電子機器のみです。
| 変圧器が必要 | 理由 |
|---|---|
| 旧モデル・格安髭剃り(シェーバー) | 充電器や本体に「INPUT:100V」と書かれているもの |
| 電動歯ブラシ | 充電器や本体に「INPUT:100V」と書かれているもの |
| 美顔器・スチーマー・小型マッサージ器 | 充電器や本体に「INPUT:100V」と書かれているもの |
| 携帯用ウォシュレット(電動式) | 充電器や本体に「INPUT:100V」と書かれているもの |
| ゲーム機の充電器や周辺機器 | ニンテンドー3DSの純正充電器や、一部の据え置きゲーム機の電源コードは 100V専用 です。(※Nintendo Switchの純正ACアダプターは100-240V対応なので変圧器不要です) |
渡航先が一か国だけなら、その国に合わせた変圧器と変換プラグを準備します。複数の国を周遊する場合は、マルチプラグを1つ持っていると各国に対応できます。ご自身の使用する電子機器を確認して要・不要を判断しましょう。
「たびレジ」で旅行中の緊急事態に備えよう

海外旅行では事前に「たびレジ」に登録しましょう。外務省が提供する渡航先の安全情報をメールやLINEで受け取れる無料サービスです。現地での震災やテロなどの緊急事態が発生した際に、日本大使館から緊急連絡を受け取ることができます。»外務省(外部サイト)
日本に帰国の際「Visit Japan Web」の事前登録で税関申告をスムーズにできる

帰国するなら電子入国申請「Visit Japan Web」を登録しましょう。税関申告時に二次元コードを提示するだけで、スムーズな入国手続きができます。日本に入国・帰国する際、入国手続き(入国審査、税関申告)及び免税購入に必要な情報を、事前登録することができるウェブサービスです。»デジタル庁(外部サイト)サービス登録は必須ではありませんが、事前に登録しておくと以下のメリットがあります。
- 税関申告の手間を減らせる。
- 家族旅行でも使いやすい
- 基本情報を次回以降も活用できる
サービス登録には以下の3つが必要です。
- 航空券
- パスポート
- メールアドレス
「Visit Japan Web」に登録していない場合は、日本行きの便の機内や到着空港で配布される税関申告書(携帯品・別荘品申告書)に、氏名や日本へ持ち込む品物などを手書きで記入します。事前に登録しておけば、その必要がありません。
前もって準備していれば海外旅行はもっと楽しい
初めての海外旅行では全体像を把握します。パスポートの取得や航空機とホテルの予約、荷物の確認は余裕をもって行いましょう。時差に気を付けながら予定を組み、海外旅行保険に加入することで安心して海外旅行を楽しむことができます。出入国の手続きをスムーズにできるサービスも活用して、良い思い出作りに時間を使いましょう。

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