今日本は新NISAによって投資ブームが来ているみたいです。オルカンやSP500といった名称を、一般の人でも分かるようになってきています。いまや主婦でも投資の話をするようになりました。
投資と一言で言っても多くの種類と呼び名があります。
- 個別株
- ミニ株
- 投資信託
- NISA
- FX
- 為替
などなど
友人との会話やSNSでは投資をして儲かっているという話や、投資をしないとヤバいと煽る内容を見て
「わたしも投資をしないといけないかも」と感じていると思います。
このブログでは投資を否定はしませんが、かなり慎重に判断する必要があるということを強く注意喚起します。その理由を詳しく解説します。
投資の基本は長期目線

投資は長期投資が基本です。中期ならまだしも、短期、超短期は論外です。
理由は、インデックス投資の長期投資は最低15年運用すると負けが無いというデータがあるからです。
投資開始15年経ってから、振り返って平均したら年利7%の利益が出てましたね。というものです。確約ではないですが。
早く始めれば有利です。複利で利益が膨らむため、余計に負けた場合の傷が浅く済みます。以上の理由から長期目線の投資が条件となります。
では、長期の投資を安定して行うためには、安定した収入と投資金額を確保できることが絶対条件とないります。もし、生活費を削って投資をするとライフイベントの発生するたびに投資がストップします。これでは最初の計画の数値が大きく変わります。
日々の節約や欲しいものを我慢して投資しているにも関わらず、一回のライフイベント(例えば結婚や出産など)で投資がストップしてたら、日々の努力がまったくの無駄になります。
なので長期投資というのは、言葉では分かるのですが実際に続けられるのは一握りでしょう。
長期投資とビジネスを比べる

では、通常のビジネスならどうでしょうか?
通常のビジネスは利益率がだいたい15%以上となります。規模と業種によりますが、年商1億なら7%でも年700万。
ビジネスは1年でその利益率になります。15年待つまでもありません。
なので
- 長期投資はインデックス投資に月一定額以上の投資支出と15年以上という月日。
これを差し出して得られるのは年利7%の利益。NISAでやれば利益への税金ゼロ。 - 1年かけてでも年利15%以上の利益のでるビジネスを作る。一定期間利益の出る箱ができる。
どちらにお金を使うか?というとビジネスを作るほうに時間とお金を投資するほうが得られるものが高確率です。
もうひとつ。お金以外に得られるもの、身に着くものが多いのが「ビジネス」いわゆる副業、副収入です。
投資をしないと負け

これは少しズレています。
私はみんなすでに「投資をしている」と認識しています。
投資とは「将来の利益を期待してお金を出し、その儲けの一部を貰うこと」と定義できます。
投資先が他人なのか自分なのかの違いだけです。
投資先が自分の会社もしくは生活、家族の幸せなら貯金や浪費はすべて「自分への投資」となります。
それ以外の投資は他人への投資。しかしこれは他人の会社が「どんな手を使ってでも」得た利益から貰うので、奴隷だろうが搾取だろうがブラックだろうが利益が出ていれば良しとなります。
見えない部分ですから。極端ですが、そういうことにもなります。
例えば、経済アナリストの深田萌絵さんはずっと社会の為になる活動をしてくれています。その活動が邪魔だと感じている企業や利権をもっている人から嫌がらせや妨害を受けています。その妨害をしている企業に投資するとかなり利益が出ます。ある投資信託もその企業群を含んでいます。
私は深田萌絵さんを応援している身です。その私が、深田萌絵さんを妨害している人の株で利益を得る。倫理破綻してますよね。
のび太とジャイアンのように、いじめられっ子の味方のドラえもんが、裏ではジャイアンに賭けていたらドラえもんのことをどう思いますか?また、のび太自身がジャイアンに賭けていたらもはや八百長で笑ってしまいます。
つまり、投資はお金だけ見るとやあったほうが資産が増える可能性が高いです。ですが、その投資先がどんな社会への影響を与えているかも見てほしいところです。
投資の構造はギャンブル

投資というと、現代ではNISAのことを言っているのかと思います。
その中でも、主にオルカンやSP500です。まさか初心者に個別株を勧めているとは思いませんが、もし個別なら日本株?米国株でもいいですが。
個別株はそもそも一定の資金が必要ですから初心者向けでは無いでしょう。企業の数字を読み理解するミクロの視点と世界情勢も観るマクロ視点も必要です。さらにポートフォリオの管理も必須です。
たしかに、投資だけやれば身体を使った労働などあらゆる苦労や理不尽からは解放されると言えるでしょう。究極の不労所得とは株式といっていいと思います。
ですが、株式は【将来】に【上がる下がる】を予測するものです。これはギャンブルと本質が一緒です。つまり、ギャンブルと同じ注意点を持っています。
ギャンブルをやっていい人悪い人、だいたい想像できると思いますが。
- 借金しない
- 貯金が十分ある
- 貯金から使わない
- 生活費を使わない
- 一攫千金を期待しない
- 他人を「当たるから」と誘わない
もしプロとしてギャンブルをするなら止められないでしょうが友人や家族、大切な人が【将来の為】にギャンブルを始めたらどうしますか?しかも、プロを目指すと言い始めたらどうしますか?
日本人に大切なのは教育

NISAをきっかけに投資をしやすい環境が整ってきました。とくに変わったのは「誰でも」「少額から」できるようになったこと。
金融機関の狙うカモがわんさか増え、金融商品も複雑かつゴミ商品が増えてきました。
「インドって人口増えてるんでしょう?じゃあインドの株買っておこうよ」
これはあるお客様が雑談で話していた内容です。これにいくらツッコむつもりなのかは分かりませんが、少しお金を持ってしまった人は、こうした理論でゴミ商品を買っていきます。
NISAなら厳選された商品から買うことになるのでゴミはある程度排除されていますが、それでもゴミ商品は存在しています。
中途半端な知識で、中途半端なお金を持っている人は、変にプライドもあり失敗を認めません。これは標的として最適なのです。
おだてたらお金を出してくれて、損しても誰にも相談しない。むしろ投資していることを自慢するだろう。もしかすると、損していることにも気づけない人も多いかもです。
ひじょーに、おいしいです。
そういう日本人にならないための教育は必須だと思いますが、国が推してるので自力で学ばないと奪われるのみ。防御力を鍛えないと即ゲームオーバー。
ここで間違ってしまうのは「投資の勉強をしよう」となってしまうこと。
もちろん投資をするなら投資の勉強は必須です。私が言いたいのは「なぜ投資を選ぶのか?」ということです。
なぜ投資をするのか?に対する答えはシンプルに「資産を増やしたい」です。目的は「資産の増加」でありその手段に「投資」を選んだということ。
私が問いたいのは「なぜ手段に投資を選んだのか?」効率のいい手段なら他にたくさんあるはずなのに、なぜその手段を選んだのか?です。そこに知識の不足があると言いたいのです。
資産を増やす手段を「知っているのか知らないのか」ここが防御力の要。知らないから盲目的に投資を選んでしまう。
いや、もし日本人が手段を知っていても「どうせ私にはそんな能力はない」など幼少期からの教育により植え付けられた思考が邪魔してくるでしょう。
やはり問題は「教育」にありそうです。
まとめ
投資には順番があると私は考えます。
- 転職します。現状よりよい条件の職場や業界へ移動しましょう。
- 節約と貯金。貯金は生活費の半年~一年を準備しましょう。これは一生減らさないものです。月20万なら120万~240万円です。
- 副業を始める。自分のビジネスを立ち上げるための投資をします。
- 投資をする。ビジネスからの利益が出てから、自分の生活やビジネスへの投資をしても余る分は株などに投資して運用します。
この順番は効率を高め、リスクを管理した順番です。順番を無視してすぐに投資をした場合、暴落時期に当たったらゲームオーバー。自分のライフイベントの変化に準備が間に合ってない場合もゲームオーバー。
職場環境が整わず、貯金もなく、生活費を調整せず、副業で収入源の柱を準備できていない場合、投資の失敗によって再生困難な状態にすぐに落ちます。
社会の情勢なので、1人の人間では抗えない強制負けイベント。この負けイベが始まる前に、できる準備をやっておくことが大事です。
SNSでは「NISA貧乏」という言葉も出てきているそうです。NISAに投資するために生活費や遊びなどを控える状態。まさに意識が未来に向いていて「今を楽しめていない状態」。
負けイベでも耐えられる経済的体力、防御力は必須でしょう。
焦らずに準備して備えて。儲かってから投資しても間に合います。1万円をコツコツより、100万円をドカッと投資したほうがリターンは高いですから。
まずは稼ぎましょう。

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